千葉市花見川区の藤森小児科で。予防接種、乳幼児健診、アレルギー疾患などに経験豊かな専門医が対応します。

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住 所 〒262-0043
千葉市花見川区天戸町1499-4
電 話 043-259-6405
診療科 小児科、アレルギー科
体 制 日本小児科学会専門医2名
日本アレルギー学会専門医1名
日本感染症学会専門医 1名
院 長 藤森 宗徳
副院長 藤森 誠
アクセス 京成電鉄:
八千代台下車
京成バス:
花見川交番バス停徒歩2分

溶連菌感染症

溶連菌感染症とは、A群β溶血性連鎖球菌という細菌による感染症をいいます。
感染部位は、上気道といわれる部位における呼吸器感染で、具体的には、鼻粘膜、咽頭粘膜、扁桃腺であることが一般的です。



溶連菌感染症の原因

感染経路は、咳や唾液などによる飛沫感染がほとんどと考えられます。
幼児や学童児に多く、保育園、幼稚園や学校などの集団の中で、流行を認めることもあります。成人も感染することがあります。
溶連菌感染症は、溶連菌の作る毒素により、急性期に様々な症状がでますし、引き続いて急性糸球体腎炎や、リウマチ熱、アレルギー性紫斑病といった病気の原因にもつながることもあるので注意が必要です。

溶連菌感染症の症状

感染して潜伏期を数日おいて、幼児や学童児では発熱、咳、のどの痛みから発症することが多く見受けられます。
頭痛や倦怠感、食欲不振、腹痛などの訴えが伴うこともあります。
そういったかぜに類似した症状からはじまりますが、多くの子どもたちはかぜの時より、のどの痛みを強く訴えることが多いことが特徴です。
年長児では頭痛の訴えも多くみられます。
そういった場合、咽頭の所見としては、咽頭粘膜の赤みが非常に強く、点状出血を伴っていることがあります。

また苺舌といって、舌の表面がブツブツして、鮮やかな赤みをもみうけられます。
扁桃腺が腫れ、かつ白色から黄色がかった膿のようなものが付着していることもあります。
さらに首のリンパ節が腫脹することもあります。
発熱、のどの痛みから1~2日経過して、胸や腹部、腕や太股に細かな赤みを伴う1~2、3mmの発疹が出現してくる場合があります。
この皮疹は若干のかゆみを伴う場合もあります。
抗生剤内服などの治療により発熱、咽頭痛、皮疹といった症状は1~2日で速やかに消失しますが、掌や足の裏などでは、細かい屑となって表面の皮膚が剥がれはじめます。
発疹があまりひどくなければ、この皮膚落屑という症状はごく軽いか、認めないこともあります。
また、咽頭の発赤や舌の赤みは比較的速やかに消えても、苺舌は数週間残ることが多いです。

なお、3歳未満の乳幼児では、溶連菌感染に対する免疫反応や、溶連菌毒素による皮膚所見などが、前述の症状のように典型的に現れない場合が多いとされ、発熱や咳、鼻汁、哺乳不良、元気がないなどの非特異的な症状を示します。
呼吸器感染以外でも、皮膚や結合組織、体の深部への感染、また敗血症や髄膜炎など全身感染症への拡大もありえます。
皮膚ですと、とびひや、蜂窩織炎、丹毒といった病態をとります。
また体の深部への感染では、数年前に患者さんが続発して問題となった、壊死性溶連菌感染症もありますし、さらに敗血症や髄膜炎といった全身感染症では、急激に呼吸循環不全に陥る危険性の高い、劇症型溶連菌感染症といった病態をとることもあります。



溶連菌感染症の検査と診断

一般の呼吸器感染症としての溶連菌感染症は、上記の症状に加え、地域での流行状況などから疑います。
症状があまりに典型的であれば、それだけで診断がつくと思われます。
疑わしい場合は、溶連菌抗原検出キットがあるので、短時間の診断可能です。
ただし、菌や抗原の量が少ないと、陰性にでることがあるので注意が必要です。
また、血液検査で溶連菌に対する抗体を測定することができますが、溶連菌感染後の合併症などの診断の際、数週間や数カ月内での溶連菌感染の有無を判断するために、とくに有効とされています。
皮膚などの感染では、膿や浸出液などの培養で溶連菌感染を確定します。

溶連菌感染症の治療

治療は菌に有効な抗生物質の服用です。
これで熱は1~2日で下がり、発疹も軽快、のどの痛みも1週間以内でおさまります。
その後、指先の皮膚が、じゃがいもの皮のようにべロベロとむけてきますが、これもほとんどは、3週間程度でおさまります。
しかし、これらは幼児から学童期の子どもに典型的な経過です。

3才以下の子どもが溶連菌に感染した場合、熱や発疹は出なくて、単なるのどかぜ症状になることも少なくありません。3才以下の子どもは、リウマチ熱の合併はほとんどないので自然軽快するのであれば、そのまま様子をみても構いません。
ウイルスによる咽頭炎や扁桃炎とも、見分けにくいものです。
咽頭から溶連菌が検出されたり、血液検査で溶連菌感染症と判明したりしたら、きちんと治療を受ける必要があります。
細菌による感染なので、治療には抗生物質が有効です。
薬を飲めば症状は2~3日でよくなっていきますが、溶連菌感染症の場合、処方された抗生物質の量や回数を守って、服用することが大切です。
発熱や発疹がおさまっても、それで細菌が完全に体から消えたわけではありません。
処方された抗生物質を、最後まで、きちんと指示どおりに飲むことが、大切です。
症状が消えたからといって、自己判断で薬の飲み方を変えたり、薬をやめたりしないようにしてください。

また、治癒後に急性糸球体性腎炎や、高熱と関節の痛みといった症状が出る、リウマチ熱、アレルギー性紫斑病などの合併症を起こしてくることもあります。
リウマチ熱の合併を防ぐためにも、医師の許可が出るまで抗生物質を10日ほど飲み続ける必要があります。
溶連菌治癒後、3-4週間後に尿の色が褐色(ウーロン茶のような色)になることがあります。その際は、急性糸球体性腎炎の可能性もあるので、受診するようにしましょう。

溶連菌感染症の注意点

発熱症状がある時期は、周囲の人々への感染を防ぐ意味で、保育園、幼稚園や学校はもとより、人中にも出さない注意が必要です。
感染経路は、飛沫感染と言って咳やくしゃみによる体液が他人の粘膜に付着し、感染します。
自宅でも兄弟姉妹、とくに乳児などへ感染しないよう隔離が必要な場合もあります。





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